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連合群馬、無所属候補支援に難色 民進党の擁立で

民進党県連が夏の参院選で玉村町の作業療法士、堀越啓仁氏(36)の擁立を決めたことを受け、同党支持団体の連合群馬は12日、執行委員会で対応を協議した。

 連合群馬の富沢誠会長は「これまでの経過と現状を説明した。一旦、各産別に持ち帰ってもらい、意見を集約する。来月の執行委員会では、結論を出したい」と話した。

 堀越氏を党公認候補として出馬させたい民進党県連の考えについては、「公認がないと連合としては応援できないという話は(県連に)伝えてある」とし、無所属の野党統一候補となった場合、連合の支援は難しいことを示唆した。

 別の連合関係者は「共産党とは絶対に選挙を一緒にできないという産別もあり、温度差はあっても基本的には共産党とは(選挙を)できないというのが今の流れだ。どこまで共産党色を消し、各組織がどういう形なら納得できるのか、調整が必要だ」と話した。
2016.04.13